イタリア旅行記 その2

お待たせしました。その2でございます。
クルマ好きのおっさんとしましては外せない場所へ行って参りました。

ミラノから特急列車で１時間半で車の名前にもなっているモデナへ到着しました。
さらに駅前からバスを乗り継いでマラネッロへ向かいます。
３０分ほどでフィオラノのテストコースがちょっと見えると、すぐに最初の画像のフェラーリ
社正門前のバス停に到着です。
「どうだ！まいったか！」と言わんばかりの迫力のエンブレムがちょっと感動でした。
工場見学はオーナーなどのコネがある人か日本代理店のコーンズさんなどの紹介が無
いとムリみたいです。
現地のコネに頼りましたが、さすがに夏のバカンス時期は工場も休みなのでムリでした。

道路の向かいにはエンツォ氏もお気に入りだったリストランテガバリーノがあります。
こちらも休みでしたが後にワインを入手しました。

少し歩くと目的のガレリアフェラーリがあります。営業中はブルーシグナル点灯です。

内部は赤いクルマだらけです。

他にはど真ん中スーパーカーブームの512ＢＢとかディーノとかテスタロッサやら
いろいろあって見ごたえありました。

「あのぅ、コレ試乗したいんすけど？いいすか？」

最後にフェラーリショップで想定外のお土産を購入し帰りのバスを待つ事に。
ところがどっこいバスが来ない。
一緒に待っていたイタリア人家族の父親は通りがかったフェラーリ社の人に聞いていたが、
ココで待つしかないらしい。
僕は持っていた携帯でミラノの身内に相談してみたが「ショップに頼んでタクシー呼んだら？」
との提案。
しかし、タクシー待っているときにバスが来たらアフォだしな。イタリア人が待ってるのだから
一緒に待つとするか。

しかし、結局３時間バスを待った。バスが視界に入ったときはフェラーリよりも輝いて見えた。
チケットを買っておいた帰りの特急列車はとっくに乗り遅れ、モデナの町を観光したり特産の
バルサミコ酢を買う事もできない。

モデナ駅の窓口で「ペルデレ！」（乗り遅れたの意味）と言って、日本でプリントしておいた
時刻表の乗車予定の２本後の列車にボールペンでマルを付け「デュエ　プリマクラッセ　ペル
ファボーレ」と発音し、買っておいたチケットも渡した。

一瞬驚いた窓口のおじさんも、すぐに端末を操作してチケットを発券し、もとのチケットと一緒に
ホチキスで留めた。
デジタルの料金表示を見ると「ゼロ」
サイフを開けて指差すジェスチャーをすると、おじさんは笑顔で手のひらを横方向に動かした。
「グラッツイエ　ミッレ　！」と思わずこちらも笑顔で礼を言った。

ツアーの旅行とは違った醍醐味を味わいました。苦労もトラブルも旅行の一部で思わぬ現地の
優しさや嬉しい出来事にも遭遇できました。

コメント 6

下から2枚目の写真は、奥様ですか？
by toku (2007-09-22 22:17) 

＞tokuさん
どうもお久しぶりです。
誰か、もしかしたらそんなツッコミあるかなとは思ったのですが違いますよ。

パツキンのおねいさんがあの場所で固まっておられたので映り込んでしまいました。
もちろん狙って撮影したわけではありません。
念の為。
by aki@会社 (2007-09-23 09:31) 

ヘラーリでっか！
てっきりパート２は食べ物写真満載と思っていたのに、赤い葉巻がいっぱいでしたね。黄色い葉巻なら、ルパン三世の第一話なんだけどなぁ～。
by 鶴＠会社昼休み (2007-09-25 13:10) 

＞鶴さん
ん～と、
ちょっと思い出せないんすけどルパンの第一話ってレースに紛れ込む
話でしたっけ？
なんとな～く、そんな話は記憶しているんですが、、、

食べ物は、また今度ＵＰしまっせ。
by aki (2007-09-25 22:56) 

第一話は『ルパンは燃えているか？』じゃなかったでしたっけ？
スコーピオンっていう団体が、わざわざレース場を作ってまでしてルパンを殺そうとするストーリーでしたよ。黄色い葉巻型マシンに乗ってたはずです。次元もワイルドな顔ですよ。

あの頃の富士子ちゃんは二階堂さんが声優だったので、たまらなくセクシーだったのに、その後バカボンのママに替わってしまったときは本当にがっかりしました。『ルパァ～ン』って声が『パパッ！』って聞こえちゃうんですから。　（笑）
by 鶴 (2007-09-29 11:02) 

＞鶴さん
おはようございます。
やっぱり第１話は私が思い出していたヤツでしたよ。その頃って声優も違うし皆顔つきがシブいんですよね。
昔版のＤＶＤでも見たくなりましたよ。
でも、ルパンのマシンがフェラーリエンジンに乗せ替てあって５００ＰＳとは知りませんでした。
by aki@会社 (2007-10-03 09:08)